2008 年 10 月 20 日

交渉の指針

カテゴリー: 本の紹介 — zense @ 9:34 PM

心にとめておくべきこと

・交渉とは問題を解決することであり、戦うことではない。

・交渉の目標は賢明な合意に至ることであり、勝つことではない。

・問題から人を切り離す。問題には断固たる姿勢で、人にはソフトな姿勢で臨むこと。

・立場ではなく利益に着目する。

・双方の利益になる選択肢を考える。

・客観的な基準を大切にする。

・圧力に負けずに原則を貫く。


交渉前に準備しておくこと

・自分と相手が求めている利益を明らかにする。さまざまな選択肢を考える。

・合意に達するための客観的な基準を定める。

・理想的な合意の内容を確定する。

・満足といえる合意の内容を確定する。

・我慢できる合意の内容を確定する。


自分の精神状態をコントロールする

・攻撃されても、反撃したり、ひるんだり、交渉を打ち切ったりしてはならない。

・状況を把握するために「バルコニーにあがる」。

・考える時間を稼ぐために相手の言葉を繰り返す。


相手の精神状態をコントロールする。相手の身になって考える

・同意できる点を見つけて、可能な限り同意する。

・相手の話を自分の言葉で繰り返し、誤解があったら訂正してくれるように求める。

・相手の感情を尊重する。

・挑発的にならずに自分の意見を述べる。

・「あなたは・・・」ではなく「私は・・・」という。


説明により交渉の背景にある利益を明らかにする。

・立場ではなく共通の目標に注目する。

・「はい」「いいえ」で答えられる質問をしない。「なぜですか?」「なぜだめなのでしょうか?」「どう思いますか?」と質問する。


妨害や汚い手口をかわす

・公平さ、規範、客観的な基準により合意を評価する。

・きっぱりした拒絶は無視するか、理想が高いのだと解釈する。

・攻撃は無視するか、自分ではなく問題に向けられたものであると解釈する。反撃してはならない。


「Getting Past No」uryより

『ラボ・ダイナミクス 理系人間のためのコミュニケーションスキル』
カール・M・コーエン、スザンヌ・L・コーエン著



よく、「人生はセールスだ」といいますが、

あれは間違いではないですか?

本当は「人生は交渉だ」と思います。

Win-Winの関係というのは、セールスではなく、交渉にあるのではないでしょうか?

現代はもう、Win-Win-Winという、

自分と相手と第三者(環境、社会など)の関係を築かないと、

うまくいかないようです。

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