いろいろな心の病の原因に、アダルトチルドレンというのがあります。
「大人子ども」という意味なので、
大人になっても子どものままの人、という風に受け止めがちです。
ところが、違います。
子どもの頃に大人の役をやらされて、
子どもの経験を充分しないまま、
大人になってしまった人のことをいいます。
アダルトチルドレンは、アルコール中毒の家庭での現象として、アメリカで発見されました。
しかし、その後、どんどん現象の幅が広がっていき、
子どもの頃に受けたなんらかの心の傷や家庭環境などで、
その後の心の発達に影響がある人のことをいいます。
どんな人も、子どもの頃に親や大人、友人などから言われたことで、
心に傷を負っていることはあります。
しかし、子ども心に、それを真実だと思い込んで、
しかも、大人の自分でも信じてしまっていることで、
不都合なことはたくさんあるのです。
10年も20年も、何十年も昔に親や大人から言われたことを、
いまだ真実として心の奥に宿しているのです。
世の中が進歩したり、親たちの知識不足だったりしたことも、
まったく疑わずに、正しいことと思い込んでいるのです。
それが、親から子へ、子から孫、その次へと、代々受け継がれてしまうのです。
そんなアダルトチルドレンをしっかり見据えて、
親の悪い影響を排除し、親への感謝を再構築するために、
母の日はちょうどいい日かもしれませんね。
どんな人も、ほとんどアダルトチルドレンの部分はあります。
それがあなたの幸せの方向に向いている間は、いい躾だったのです。
もし、それがあなたを悪い方向へ向けているなら、
自分で自分を育て直さなくてはなりません。
あなたは、そうやって自分を育てて、
幸せになるために産まれてきたのですよ。